『モニュメントバレーに泊まってみた！』 〜アメリカ・Road Trip 4日目〜
こんにちは、カニカマです。
今回は私のアメリカ・ロードトリップ４日目を紹介したいと思います。
4日目 『モニュメントバレーに泊まってみた！』
今日の目的地はアリゾナ州の『カエンタ』という街。
約５時間のドライブ、距離は475km。気をつけて行こう。
経路はこんな感じ↓
8:00 起床
最悪の目覚めだ。隣の部屋がテレビを一晩中付けっぱなしだったので、かなり煩くてしっかり寝れなかった。
静かすぎると寝れない人もいるのも理解しているが、こちらの迷惑を考えてほしいものだ。
これは宿泊先のせいではないので、今回は運が悪かったということにしておこう。
昨晩予約した『Airbnb』のスーパーホストの方から返信がない。
通常『Airbnb』のシステムでは、予約完了後はホストの方と直接連絡をとり、鍵の場所やチェックインの時間などの詳細を教えてもらうはずだが、一向に連絡が返ってこない。
目的地についてから『今日泊まれる宿はありません』となったら困るので、Airbnbの運営さんに連絡を入れた。やはりこういう場合素人の方と連絡を取るのは不安だ。
9:30 朝食
カフェイン中毒の私は今日も『スターバックス』で朝食。
『Impossble Breakfast Sandwich』という面白い名前のサンドイッチを注文。
これが名前に負けず劣らず美味だった。
11:30 休憩
ハプニング発生！
運転中に目の乾き、痛みで涙が止まらなくなったため急遽『Thoreau』というニューメキシコ州の街で休憩。
運転中は必ずサングラスをしていたが昨日、一昨日のホワイトサンズでは写真撮影のためしていなかったため、日光と白砂の反射で目が焼けてしまったようだ。
私は以前に『ICL』という目の手術をしていたため、光に敏感になっているのかもしれない。
皆さんも天気が良い時は常にサングラスはつけることを強く勧める。
UVカットであるとなお良いだろう。
これからの長距離運転が心配だ。
もしこのまま痛みが続くのであれば事前に決めたルール：
『何かハプニングが起きたり、体調が悪くなったらその場で引き返す』に従い、旅をやめて病院に行こうと思う。
14:50
アリゾナ州の『カエンタ』に到着。とても田舎だ。
道中、今日のAirbnbのホストの方から返信が来て無事泊まれることになった。
BBQする場所があるということで食材を買おうとスーパーマーケットへ。
しかしスーパーに入ろうとすると店内で喧嘩が起きているらしく待つこと5分。
どうやらホームレス？の方が入店を断られたために口論が起きていたようだ。
もうアメリカのアグレッシブさには慣れたが少し落ち着いて会話をして欲しい。
もし皆さんもアメリカでトラブルに巻き込まれそうになったら、戦わずに身の安全を第一に考えることをお勧めする。
アメリカは銃社会だし、ナイフの携帯も合法だ。私の知人も持ち歩いている。
男性陣は特にプライドがあるから戦おうとすると思うが、命あっての物種なのでやめておこう。
店内に入るとこの地域ではアジア人が珍しいらしく、結構ジロジロ見られた。
ロシアに住んでいた時を思い出してなんだか懐かしい。
買い物を終えお店を後にする時にやっと気がついたが、この地域の人たちはみんな浅黒い肌の色をしていて、英語の発音もアメリカ人と少し異なっていた。
後々調べたら、彼らはおそらく『ナバホ族』だと思う。
『ナバホ族』とはアメリカの先住民「インディアン部族」であり、現在はグランドサークル周辺などに住んでいる。
見た目は上記で書いたように白人とは少し異なり、アサバスカ諸語というとても特殊な言語を話すようで、その聞き取りずらさから第二次世界大戦では暗号として使用されたようだ。
生まれて初めてインディアンの人たちに出逢ったのでとても嬉しかった。
さてここからが問題で今日の宿泊先への行き方が分からない。
正確にいうと宿泊施設がモニュメントバレーの中にあるので住所がないのだ
しかし今回私は『Waze』という地図アプリを使い無事到着できた。
この『Waze』という地図アプリは私がいつも使用している『Google Map』では表示されていない場所も載っているので、今回の私のように住所がない場所を目指している時にはとても役に立つアプリだ。
15:54
今日の宿泊先に到着。
本当にモニュメントバレーの中にある・・・。ていうかすぐそこだ！！！！
めっちゃ綺麗！
ナバホ族のホストの方とワンちゃん２頭に迎えられた。ホストの方もとても良い人で日没や日の出の時間、宿泊施設のキャビンの説明などを教えてくれた。
とても可愛いキャビン！！！
ちなみにキャビンは貸切の一部屋でトイレは別で外にある。キャンプをしているようでとてもアドベンチャーな気分だ。
ただ暖房器具がヒーター１つととても頼りないので夜冷え込んだ時が心配だ。
夕食までまだ時間があるのでキャビンの裏にあるというトレイルコースで夕日を見ることに。
ホストのワンちゃん１頭がずっとついてきてくれている。どうやら案内してくれているようだ。
この子は親しみを込めて『ハナコ』と名付けた。
ハナコは老犬で白内障みたいだったが、とってもお利口さんでキャビン内には絶対に入って来なかった。
モニュメントバレー with ハナコ
ハナコとトレイルコース入り口に向かっていると・・・馬がいる。
てかふつーに目があった。
テキサスで馬には何度か乗ったが野生に近い馬は初めてで、複数で群れていると迫力がある。
怖い。
キャビン裏のトレイルコース
馬と馬糞を避けながらトレイルに向かった。
トレイルコースは岩肌をひたすら登っていく完全な山登りのようだ。結構上までいけるようだが道はもちろん舗装されていないので落ちないように気をつけて行こう。
15分ほど歩くと絶景が広がっていた！！！
日没も近いので岩肌がオレンジ色に反射していてとても綺麗だ。
日本ではあまり見られない光景だと思う。
18:30 夕食
夕日も堪能したのでBBQをすることに。
機材はキャビンにあるものを使い、食材はステーキ、ソーセージ、野菜だ。
薄切り肉などという便利で最高な食材は日本と韓国ぐらいしかないので、ブロックステーキを豪快に焼く。とてもアメリカンだ。
ハナコもご飯が欲しいのか常にそばにいるが、普段何を食べているか分からないので無闇にあげられない。
ごめんよハナコ。
モニュメントバレーと星空を見ながらのBBQは本当に最高でず〜〜〜とこの時間が続けば良いと思っていたが・・・・
寒すぎる！！！
なんせ外は−５℃だし風が冷たい。
いくらBBQが楽しくても寒さが勝ってしまう。手足の感覚がない。
身体は正直？なのか震えが止まらないので結局室内で食べることにした。
ヒーターが暖かい・・・。
文明の力、最高。
22:00
明日の日の出に備えて早く寝ることに。
寝る前に満天の星空を見た。
本当に綺麗でここまではっきり星を見たのは生まれて初めてだった。
写真ではあまり分からないが綺麗だった。
途中馬がすごく近くで喧嘩をしていた。
生まれて初めて馬の喧嘩を見たが、前足を使って敵を蹴るスタイルのようだ。
本日2回目の喧嘩見学だがこちらの方が迫力があった。
他の時間は本当に静かでいい夜だ。
本当にいい経験ができている。
大満足な1日だった。
